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ニッピ革漉き機とクロムエクセルがまぐち(大)

革漉き(すき)機。

これ、定期的に刃を研がなきゃうまく漉けない・・・

この写真は「研ぎ中」の写真で小さく火花が見えるかな??

なぜ、革を漉くのかというと・・・

問屋や原皮屋さんから買った革は、基本的に厚みが一定。

「自分の好きな厚さに調整して使ってね」な、卸販売なんです。

薄いパーツや、重ね合わせるときのボリュームを調整したい時は「漉いて」薄くします。

実はこのワタシの工房にある革漉き機ですが、もともと「部分漉き用」

大きな革一枚を薄くする用途には向いてないんですが・・・

なんとか色々時間をかけ、新品時より調整しまくって、加工する部品は加工して、なんとか綺麗に大きな革も綺麗に薄く漉けておりますw

 

ワタシがベルトに使っている4mm以上ある分厚い革も、

この漉いた後の革・・・何か再利用出来ないものかなーー

厚さは自由自在です。。。

見て触ればコンマ一mmの厚さ調整くらいならできると思いますw

ジャスト1mmの厚さで切り出したパーツ。

これも4mm厚の栃木レザーから漉き、切り出しました。

このパーツ、財布に使うんじゃないんですー

「大きめのがまぐち作って」とのオーダーがあり、19cmの真鍮無垢の口金で製作予定です!

クロムエクセルレザー「バーガンディ」にて仕立てます。

内張は「シャンタン生地(レーヨンのパイプ織り)」

絶対良いもんになりますよー!!