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染匠吉野屋

うちのアパレルのコンセプト「Hand printed in kagawa」ですが、こだわりを持って「水性」と「油性」とでインクを使い分け一枚一枚「手刷り」で仕上げてます。

洗い込んだときにカッコよくなるのは「水性」です。

「水性」インクはプリントに手間がかかるため、一般には「油性」インクを使用することが多いですね。

そのプリントをお願いしてるのが

染匠吉野屋

今は四国こんぴら歌舞伎大芝居の「のぼり」の製作に大忙しです。

ワタシ(36)より4歳上の四代目が染め上げてます。

「讃岐のり染め」という手法で、のりを置き抜染する独特の染め方です。

全国の有名店より「のれん」の製作依頼が入る妥協なき三代目ですね。

最近は「正藍染(しょうあいぞめ)」の修行に北関東へ行き、さらに日々研究し、藍染まで自分のモノとしつつあります。

非常に抜けるようなさわやかな青から、深い澄んだ湖のような蒼まで再現できるようで、これからが非常に楽しみです。

4月の歌舞伎開催時期になると、琴平の町中にこののぼりが立ち並び、春の本格的な訪れを知らせます。

一枚一枚、この工房で染めあげてるんです!

これからの数珠屋伊平とのコラボも乞うご期待!!