Blog

デニムリペアについて

合間見つけて見つけて

やっと完成。

まだ山盛りのリペア待ちのデニムが・・・

すいません、歳またいでの納品になります。

 

TCB S40’s DENIM contest

まずはポケット。

スレキと本体デニムの継ぎ目が「ぱっくり」と・・・

どう摩擦すればこんなになるんでしょうか??

私のデニムは必ずここにダメージが出ます。

それにコインポケット。

ここは昔は懐中時計、今はコンドー・・・いや、小銭入れとして活躍してるポケットです。

私もこのダメージが表す通り、ここに小銭を入れいてます。

最初は生地が硬く、小銭が入れにくいのですが・・・

無理やり小銭を押し込んでいくうちにしなやかに、まさに「小銭入れ」に育っていきます。

慣れると非常に使いやすく、案外収納できる小銭の量が多いので、小銭入れとして使うことをお勧めします!

大戦モデルはデニムに使える物資の節減のため、コインポケット部のリベットも省略されてます。

Before

After

裏から接着芯を当てて、ミシンで叩いてリペアしました。

表は同色の綿糸なので目立ちません。

同色の綿糸で補強しました。

写真より目立ちません笑

黄色のメインステッチは入れると違和感が出そうなんであえて切れたままにしてます。

 

 

リカバーに苦労したスレキ部。

この向かい側はもっとボロボロ・・・

下の方は、生地が薄くなったというか、穴が空いてちぎれて・・・

どうリペアしよう・・・

なんなら、スレキを作り直した方がいいってぐらいボロボロ

Before

After

接着芯と薄手の帆布で成形して、叩き叩きの実用性重視のポケットに生まれ変わりました。

「実用性重視」ここ大事です。

 

もう・・・ほんまに・・

ここ(股部分)は私が歴代穿き込んだデニムで破れてないものはない笑

デブだから?

腰穿き気味だから?

そうそう、洗わないから?

たぶん、全部だろうな・・・

メインの生地がステッチ部で裂けて、そこから縦糸がほつれて穴が空いておりました。

あらかじめ、メインの生地は繋ぎ合わせて写真を撮っております⇩あとは穴を埋めるだけ

Before

After

綿糸で色を合わせて、縦糸の流れに沿って叩きます。

実際は写真より馴染んでますw

もちろん、裏には接着芯を張り、補強しております。

一箇所のみ補強しても、補強した境目にダメージが蓄積してきますので、穴より広範囲に補強しております。

履き心地を犠牲にしないギリギリの分厚さの接着芯を使ってます。

向かって左部分上下を補強しました。

黄色のメインステッチはそのまま。

「実用性重視」です。

私が穿き込む用ですからね。

これで気兼ねなく穿き込み開始できます!

 

ここ大事!

うちの店でデニムを購入された方には、安心してガツガツ穿き込んでいただきたいので

基本無償でリペアいたします。

ウチで購入されたデニム以外はご相談を。

 

楽天、アマゾン他、ポイントが付与されるサイトで販売されてるTCB Jeansディーラーさんは企業努力によりポイントにて還元されてます。

弱小のうちの店が、うちのお店で購入してくださったメリットないか?

ミシンはある、カタン糸は揃えた・・・

デニムは穿きこむことでダメージが出る。

なら、できるだけリペアで対応しよう!

と考えまして。

もちろん、オンラインで購入された商品も対象ですのでご安心を!

愛用すれば必ずダメージが出ます。

そんな時はお任せください。