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作りながらワクワクしました

久々に作りながらワクワクしました。

以前から構想はあったが、簡単なようで難しい・・・リング二つで留めるベルト

いわゆる「リングベルト」

シンプルにすりゃ、アメカジ覚えたての中学生か高校生のベルトになるし、、、

硬いゴツい革は使えないし(折り返せない)

かといって、柔らかい革は伸びるし

ツルツルした革は滑って留まらないし・・

でも「クロムエクセル」使いたい!

ワクワク・・・

厚さは4.5mmくらい。

片方2.2mmくらいの張り合わせ。

つまり両A面。

リングベルトは両A面か、リング通して折り返し部からぶっちぎって逆に縫い合わせる。基本的に。

想像してみて。

一枚革で真っ直ぐに製作したリングベルト、くるっと折り返したところから「スエード」になってしまう。

つまり、A面がB面に。

だから途中から裏表入れ替えるか、両A面で作る。

ワクワク

ワクワク

ステッチを入れる目的は2つ

実は張り合わせの「アンコ」にケブラー繊維をサンドイッチいや、、サンドウイッチしてます。

伸び防止とベルトの強化です。長く使ってもらえなきゃ意味ないっすからね。

アメカジ少年のリングベルトとはひと味違います。

っと、ステッチの目的ですね。

ひとーつ

革2枚の張り合わせを止めるためのステッチ。

布でも革でも、2枚を張り合わせた場合ステッチで2枚が剥がれないようにするためですね。

ふたーつ

縦方向(ベルトの長い方)に対する伸びの防止。

ケブラーで中心は伸びませんが、さらにステッチで伸びにくいです。

みーっつ

あれ?ダブルステッチ?

そうです。ダブルステッチです。

これは、締めた時に滑らないようにする滑り止めですね。

「アクセント」や「飾りステッチ」という意味もあります。

↓これもダブルステッチ

単純にダブルステッチかっこいいじゃないですか!

そう!

外側と内側でステッチの間隔を変えてわざとズラしてます。

やべー!

リングに通すと・・・

↑この折り返したところが裏面ですが、両A面。

これええよ!

マジでいいです。

も少し煮詰めて必ず製品化しますんで乞うご期待を!

クロムエクセル「ナチュラル」も出来るかも。

リングベルトなら。